正確には7/30(火)・午前5時38分、
八丈島付近を震源とする小規模な地震がありました。
昨夜からダラダラと徹夜で仕事をしていて、
運営しているサイトの記事を「tool+」で10記事ほど作り予約投稿して、
外はもう明るくなっていたので、
さて寝ようか、それとも朝の散歩にでも行こうか、
明日の昼は休みにしよう~、なんて考えている時に、
ゆらゆらゆら~っと揺れ始めました。
まだ世の中が起きてない時間帯の地震って怖いです。
静かだからか、震度3くらいでも揺れを大きく感じ、
家がきしむ音などもハッキリ聞こえます。
ドキドキしながら揺れがおさまるのを待っているうち、
ちょうど一年くらい前の大阪府北部地震の時の事を思い出しました。
大阪府北部地震。
約一年前の2018年6月18日7時58分発生。
大阪市で震度6強。
ちょうどその日も今日のように徹夜でダラダラ仕事して、
予約投稿記事を作成していました。
すでに朝になり、外では小学生の声も聞こえてきたので、
さて寝るかと何気なくテレビをつけたところ、
突如「地震速報!大阪強い揺れ。震度6強」
と速報が入りました。
『大阪で震度6強』の文字に、言葉を失うほど驚きました。
常日頃、首都直下型地震を恐れているので、
大阪のような大都市部の震度6は、
その恐怖が現実になったようなショックでした。
むかし、阪神淡路大震災の時にみた空襲の後のような光景が思い浮かび、
いま大阪で何十万人もの人が亡くなっているかもしれない、と胸騒ぎがしました。
何かに突き動かされるようにパソコンに戻り、
徹夜で作った何十個もの予約投稿記事をすべて「非公開」にしました。
そして急いで大阪の情報収集に当たりました。
テレビの各番組の中継を見ながらTwitterで現地の生きた情報を集め、
テレビから流れてくる追加速報を集め、
2chからもくまなく情報を集めました。
現地の状態が手に取るようにつかめてきました。
不確定情報は流せないテレビに対し、ネットの情報は早くてリアル。
それらを急いでまとめては「公開」。
記事をアップするたび連動しているTwitterでも記事がツイートされ、
記事公開からたった5分で1000PV。
10分後には5000PV。
連動しているツイートも数分でたちまち数百もリツイート拡散されました。
「みんな情報を欲しがっている」
そう確信した私は、新しい情報を次から次へとまとめて発信し続けました。
◎◎線が止まってる。
◎◎陸橋の看板が落ちそう。
◎◎駅からはゆっくり運転再開。
◎◎デパートの裏の道は通行止め。
◎◎市、停電。
◎◎でペットボトルの水を配ってた。
少しでも現地大阪の人の役にたてれば…。
何十個もの記事がどんどん公開され、
Twitterで拡散されていきました。
何かに取り憑かれたように情報を発信し続けました。
夕方までに100近くの記事を送り出したでしょうか。
最後の方は「まとめサイト」ではなく、
自分の言葉だけで速報や注意喚起を公開した記事もありました。
疲れてきて、夜になりそうな中、
現地では停電の場所もあったので、
最後にまとめたのはTwitterに載ってた下記のような情報↓
その日の私のサイトを見て、中には
「人の不幸に乗じてPV集めしてるサイトがある」
と思った人もいるかもしれません。
でも、私の記事を引用してツイートして、
「このサイトにこう載ってたよ!」
「マジだ!ありがとう!!」
というヤリトリが相当数あったのも事実。
「まとめサイト」は、ふだんはニュースの声をまとめたり、
2chのクスっと笑えるネタをまとめたりしていますが、
いざ緊急時は、とてつもない力を発揮できるのです。
特に災害時は、外にいてテレビやラジオから情報を取れない人も多数。
そんな中、手には必ずスマホを持っています。
被災者はまとめサイトやSNSから、
「リアルな情報」を入手する事が可能になるのです。
その「リアルな情報」を俊足でまとめる事ができるのが「tool+」です。
おそらくこれから、
「まとめサイト」の役割はどんどん大きくなっていくと思います。
今まで、「まとめサイト」のお陰で
事件の真相が浮き彫りになった例も
たくさん見てきています。
このように、
『様々な情報を紡ぎ直してまとめて、
有益な情報として最速で世の中に発信できる』
それが「tool+」でやる「まとめサイト」のお仕事となります。
少しでも「tool+」や「まとめサイト」の事を
イメージして頂けたら幸いです。